FinGoに入社して3日。
前職は異業種だったこともあり、キャッシュレス業界についてはまだまだ勉強中です。
新しい業界を学ぶ中で感じているのは、サービスを理解するには、まずお客様の立場になって考えてみることが大切だということ。
そこで今回は、
「もし私がカフェオーナーだったら、キャッシュレス決済をどう調べるだろう?」
という視点で考えてみました。
利用者として生活していると、キャッシュレス決済が使えることを当たり前に感じています。
実際、私が直近1か月で使った現金は300円ほどでした。
思い返してみると、パーキングメーターを利用したときくらいしか現金を使っていません。
コンビニも、カフェも、ドラッグストアも、普段の支払いはほぼキャッシュレスです。
気づけば財布を開く機会も少なくなり、「キャッシュレスが使えて当たり前」という感覚になっていました。
では、もし自分がカフェを開業するとしたらどうでしょうか。
利用者としての私はキャッシュレス対応を期待しています。
しかし、お店を運営する側になれば話は別です。
決済手数料や導入コストも考えなければなりません。
そこでまず気になったのは、
「お客様はどれくらいキャッシュレス決済を使っているのだろう?」
ということでした。
調べてみると、経済産業省が公表した2025年のキャッシュレス決済比率は58.0%でした。
決済金額ベースでは、すでに半分以上がキャッシュレスで支払われています。
さらに経済産業省は、2030年までに65%、将来的には80%という目標を掲げています。キャッシュレス決済は今後も拡大していく前提で進められていることが分かりました。 [sangyo-rod...okyo.lg.jp]
もし私がカフェを開業するとしたら、今どれだけ使われているかだけでなく、これからどうなっていくかも気になるポイントです。
せっかく夢を叶えてお店をオープンするのだから、数か月先ではなく数年先のニーズも見据えて準備していきたい。
とはいえ、開業には何かとお金がかかります。
店舗の内装にもこだわりたいし、お気に入りの家具や食器も揃えたい。
限られた予算の中でキャッシュレス決済にどこまで投資するべきかは悩ましいところです。
ここまで調べた時点での私の結論は、
「キャッシュレス決済は必要そう。でも、どこまで対応するべきかはまだ分からない」
でした。
キャッシュレス決済の必要性は何となく見えてきました。
では実際に導入するとしたら、何に対応すればいいのでしょうか。
普段の私は、
を使い分けています。
でもオーナー側になると「全部導入する」が正解とは限りません。
導入や運用にはコストがかかるからです。
まずは利用者がどんな決済手段を使っているのかを調べてみることにしました。
経済産業省が公表した2025年のキャッシュレス決済額の内訳を見ると、クレジットカードが82.7%と大半を占めていました。コード決済は10.2%、電子マネーは3.7%、デビットカードは3.4%です。 [sangyo-rod...okyo.lg.jp]
決済手段構成比クレジットカード82.7%コード決済10.2%電子マネー3.7%デビットカード3.4%
出典:経済産業省「2025年のキャッシュレス決済比率を算出しました」
この数字を見ると、
まずクレジットカード対応は外せなさそう
という印象を持ちました。
しかし、調べている中で興味深いデータを見つけました。
東京都が公表している「2025年度都内キャッシュレス決済比率に関する調査結果」では、金額ベースと件数ベースの両方で分析が行われています。 [sangyo-rod...okyo.lg.jp]
このデータを見ると、30代のキャッシュレス決済比率は66.9%と最も高く、決済手段別では年代を問わずクレジットカードの割合が大きくなっています。 [sangyo-rod...okyo.lg.jp]
私が想定している20代半ばから30代の社会人という客層を考えても、
クレジットカード対応はほぼ必須
だと感じました。
一方で、件数ベースのデータを見ると印象が少し変わります。
20代のキャッシュレス決済比率は72.6%と非常に高く、決済手段別ではクレジットカードに次いでQRコード決済の利用割合が大きくなっています。 [sangyo-rod...okyo.lg.jp]
この結果はとても面白いと感じました。
金額ベースではクレジットカードが圧倒的です。
しかし、
「どれだけのお金が使われたか」
ではなく、
「どれだけの回数使われたか」
で見ると、QRコード決済の存在感がかなり増してきます。
例えば家電量販店なら、一回の決済額が大きいので金額ベースが重要かもしれません。
しかし私が考えているのはカフェです。
コーヒー1杯、ランチ1食、スイーツ1つ。
比較的少額の決済が中心になります。
そう考えると、
「いくら使われているか」だけでなく、「どれだけ使われているか」も大事なのではないか。
そう思うようになりました。
ここまで調べた結果、もし私が都内で20代半ばから30代をターゲットにしたカフェを開業するなら、
という結論になりました。
理由は単純です。
クレジットカードは金額ベースで圧倒的な存在感があります。
一方でQRコード決済は件数ベースで見ると日常的に利用されていることが分かります。 [sangyo-rod...okyo.lg.jp]
そしてここで新たな疑問が生まれました。
「では、どの決済端末を選べばいいのだろう?」
調べてみると、
など、多くのサービスが見つかりました。 [aspicjapan.org]
最初は、
「初期費用とランニングコストが安いものを選べばいいかな」
と思っていました。
しかし、実際に調べ始めると比較する項目がどんどん増えていきます。
例えば、
などです。 [aspicjapan.org]
さらにサービスごとに強みも違います。
コスト重視なのか。
レジ連携重視なのか。
対応ブランド数重視なのか。
正直なところ、
調べれば調べるほど、どれが自分のカフェに合うのか分からなくなりました。
今回調べてみて感じたのは、
本当に難しいのは
「どのサービスが優れているか」
を選ぶことではなく、
「自分のお店に合っているのはどれか」
を見つけることなのかもしれない、ということです。
例えば私の場合、
という条件があります。
でも観光客向けの店舗なら違うかもしれません。
地方の喫茶店ならまた違うかもしれません。
つまり、最適解はお店ごとに変わります。
だからこそ、
「おすすめの端末はどれですか?」
ではなく、
「こういうカフェを作りたいのですが、どんな決済環境が合いそうですか?」
と相談できる人がいる価値は大きそうだと感じました。
今回調べてみて、
「キャッシュレス決済は導入した方がいいのだろうか?」
という問いから始まったはずなのに、
最終的には
というところまで考えることになりました。
そして現時点での私の結論は、
都内で20代半ばから30代をターゲットにしたカフェを開業するなら、クレジットカード対応は必須で、QRコード決済にも対応したい。
ただ、その先の端末選びは思っていた以上に難しい。
だからこそ、サービスを比較するだけではなく、自分のお店に合った選択肢を一緒に考えてくれる存在が重要なのだと感じました。
FinGo入社3日目の今は、そんなことを学んでいます。