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#019 自動販売機にキャッシュレス端末を付けるときの考え方
自動販売機の運営を続けていると、
「最近、キャッシュレス端末付きの自販機が増えてきたな」
「うちも対応したほうがいいのだろうか」
と感じる場面があるのではないでしょうか。
現金だけで大きな問題なく運用できている一方で、
キャッシュレス未対応のままでよいのか、判断に迷うケースは少なくありません。
要点サマリー
自動販売機へのキャッシュレス導入は、売上を急激に伸ばす施策ではなく、機会損失の防止と運用負担の軽減を目的に考えるものと言えます。すべての自販機ではなく、条件の合う台数から検討することが現実的です。
日本の自動販売機とキャッシュレスの現状
日本は「飲料自販機大国」と言われるほど、自動販売機が生活に溶け込んでいます。
駅前や人通りの多い場所では、ICカードやQR決済に対応した自動販売機を見かける機会も増えてきました。
一方で、少し場所を変えると、いまだ現金のみの自動販売機も多く存在しています。
この差が、今後の運営判断を考えるうえで一つのポイントになります。
キャッシュレス非対応で起きやすい課題
機会損失が発生しやすい
近年は、
- 現金をほとんど持ち歩かない
- 支払いはスマートフォンやICカードが中心
という人も増えています。
自動販売機の購入は、
「今、喉が渇いた」
「たまたま目に入った」
といった突発的なケースが多いのが特徴です。
その場で現金がなければ、購入そのものが見送られてしまいます。
キャッシュレス非対応であることが、気づかないうちに売上機会を逃している可能性があります。
現金管理の手間がかかり続ける
現金運用では、次のような作業が定期的に発生します。
- 釣銭の補充
- 売上金の回収
- 集計作業
- 銀行への入金
台数が増えるほど、これらの作業は負担になりやすく、
人手や時間を取られる原因になります。
キャッシュレス導入はメリットだけではない
キャッシュレス対応というと、良い面ばかりが注目されがちですが、注意点もあります。
主なデメリットはコスト
キャッシュレス導入には、
- 決済端末の初期費用
- 月額利用料
- 決済手数料
といったコストが発生します。
また導入したからといって売上が大きく伸びるとは限らない、という点は理解しておく必要があります。
目的は「売上アップ」より「売上の下支え」
多くの場合、キャッシュレス導入の効果は、
- 業務効率化
- 将来的なキャッシュレス利用者増加による売上低下の防止
といった側面にあります。
「今より劇的に売る」よりも、
「今ある売上を取りこぼさない」
「少しづつ伸ばしていく」
という考え方のほうが実態に近いと言えるでしょう。
どの自動販売機から検討すべきか
すべての自動販売機に一斉導入する必要はありません。
まずは、すでに一定の売上がある自動販売機から検討するのが一般的です。
一つの目安
目安としては、
月商3万円〜5万円程度以上の売上がある自動販売機であれば、
キャッシュレス導入を検討する余地が出てきます。
設置場所や利用者層によって適正は変わるため、
あくまで判断材料の一つとして考えるとよいでしょう。
まとめ
自動販売機へのキャッシュレス導入は、
- 売上を急激に伸ばすための施策ではない
- 機会損失の防止と運用負担軽減が主な目的
- 条件の合う自動販売機から段階的に進めるのが現実的
このような視点で考えると、判断しやすくなります。
小さく試すという選択肢
「必要性は感じるが、いきなり本格導入するのは不安」
そう感じるのは自然なことです。
FinGoの決済端末では、トライアル導入にも対応しています。
1台から、費用を抑えてキャッシュレスの効果を試すことが可能です。
自動販売機ごとに、最適な判断は異なります。
検討段階であっても、状況を整理する一つの方法として、専門家に相談してみるのも選択肢の一つです。お気軽にお問い合わせください。